第2章 なぜ今(2026年4月施行の医療法改正の背景)

難易度: beginner 読了目安: 約10分 更新日: 5月 3, 2026

改正医療法がなぜ令和8年4月に施行されたのか、平成30年指針からCOVID-19特例、規制改革推進、法改正に至る経緯を解説します。

制度発展の流れ

平成30年(2018年)のオンライン診療指針策定を起点に、COVID-19パンデミック(2020年)での特例措置による普及、規制改革推進会議の答申(令和5年6月・12月)による法制化提言、そして令和7年法律第87号の成立・公布(12月12日)・施行(令和8年4月1日)に至りました。制度年表で詳細な経緯を確認できます。

法制化が必要だった理由

指針運用では違反時の法的制裁が困難で、品質のばらつきが問題化していました。国会附帯決議では過剰規制の回避も求められ、「規制と普及促進」の両立が図られています。

改正法の5本柱

改正医療法は①地域医療構想、②医師偏在対策、③医療DX、④美容医療規制、⑤オンライン診療の5本柱で構成。オンライン診療関連は令和8年4月先行施行、本則は令和9年4月施行です。

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