医療法 第14条の3(オンライン診療基準)★最重要
条文原文
厚生労働省令でオンライン診療基準を定め、医療機関・受診施設の遵守義務を規定(趣旨要約)。
オンライン診療基準の省令委任条項であり、改正医療法の核心的条文の一つ。5項目の基準と指針→省令格上げによる法的拘束力強化を規定します。
改正の要点
- 厚労省令で定めるオンライン診療基準の遵守義務
- 基準5項目(施設・設備・人員、受診場所、患者説明、急変時連携、その他)
- 指針→省令格上げによる法的拘束力強化
旧法との比較
| 項目 | 旧法 | 新法 |
|---|---|---|
| 基準の根拠 | 指針(行政指導) | 省令(法令違反時罰則) |
| 違反時の効果 | 行政指導 | 是正命令・罰則 |
| 適用対象 | オンライン診療を行う医療機関 | 同上+受診施設 |
実務への影響
医療機関
5項目の自己点検が必要。違反時の是正命令に対応する体制を整備してください。
受診施設
受診場所の要件適合(プライバシー、通信、衛生等)を確認してください。
自治体
立入検査時のチェック項目として基準5項目を使用します。
違反時の効果
- 是正命令
- 罰則
- 立入検査強化
Q&A
Q1. オンライン診療基準と指針の違いは?
基準は省令で法的拘束力あり。指針は包括的ガイドラインで推奨事項も含みます。両者は二重担保構造を形成しています。
Q2. 5項目それぞれの具体例は?
①通信機器・プライバシー確保等、②受診場所の衛生・環境、③オンラインの特性・リスク説明、④対面切替・救急連携体制、⑤指針の定める事項です。
Q3. 基準違反でも軽微な場合の取扱いは?
軽微な場合はまず改善指導。改善がなされない場合に是正命令が発令されます。
関連条文
関連用語
出典
- 改正医療法第14条の3
- 医政発0327第5号通知 別添1(基準解説資料)
- オンライン診療指針(令和8年4月版)